個展の方も、ついに一ヶ月を切りました。 静岡ホビーショーが終わった後から、遅れていた2作品の同時進行の鬼のような製作スケジュールをこなして、ブログの方も全く更新する時間が取れませんでした。やっと、先週、2作品目の納品が終わり、一息ついている状態です。
今月6月末に、個展の案内も兼ねて、電撃ホビーマガジンとモデルグラフィックスの2誌に、新作の円形劇場を2作品掲載いたします。
まずは、電撃ホビーマガジンの方、
WildRiver’s Z-World
言わずと知れた、ゾイドの円形劇場です。
前の日記で書きましたとおり、コトブキヤHMMシリーズのカノントータス
亀をベースにしたゾイドですが、HMMシリーズの中でも私的には大好きなアイテム。
ボックスアートは、マーシーラビットさん。
昔、マーシーさんから、そのカノントータスの上陸作戦風の絵を見せてもらったときから、ずっと、脳内モデリングで上陸作戦のジオラマを作り続けてました。 妄想で。
ノルマンディ上陸作戦は、昔、PanzerGraph!誌で1/700のノルマンディ上陸作戦のジオラマを作ったときに、かなり調べたので、その知識が役立ちました。
カノントータスは、地雷げん、軟弱な砂地上に路を造る改造シャーマン的なカノントータスに、アタッチメント関係をスクラッチして大きくフロントの形状を変えています。
こういう自由な発想で作れるところが、ゾイドのいいところ。 ゾイドは昔、息子が大好きでそのアニメ、漫画を読んでいたら私自身がはまってしまいました。
カノントータスのキーとなる色はやはりグリーン。 それ以外の部分は、装甲処理されたメタル的な色合いに塗装を行っています。
メタル部分の塗装は、ベース色のブラックグリーン系をタミヤアクリルで吹き、その後に、アクリルガッシュを水で極々薄くした状態で、塗っても弾いてしまうくらいの濃度で塗っていきます。
そうすることによって、アクリルガッシュ特有のマットが半透明のように被さり、非常に面白い金属感を得られます。 最近のマイブームの手法です。
で、上陸作戦と言えば、やはり、トラック??? 戦車系よりはやっぱりソフトスキン。
8×8の1/72のキットを改造しています。
これらが、どんな風に、上陸作戦に絡んでいくかは、6月末発売の電撃ホビーマガジン本誌をお楽しみに。
もちろん、7月の個展でも、生で見ることができます。